「2010年 第2回定例会」一般質問 三遊亭らん丈
本日6月4日は、「虫歯予防デー」でございます。
お互い歯には充分に気をつけて、「歯無し家」とならないように歯磨きを励行したいものでございます。尤も、私は別の意味での噺家になっておりますが。
今回は川畑議長のお許しを頂きまして、資料を御配布させていただきましたので、それを御笑覧いただければ、幸いでございます。
それでは、通告に基づきましての、今回の一般質問は、以下の5項目でございます。
1、2008年度における国民健康保険の交付金について
2、町田市ホームページについて
3、市内在住の独居老人について
4、市立図書館が購入するDVD等について
5、「平成22年度施政方針」について
項目番号1に関しましては、御配布させていただいた御手許の資料?にある通り、東京都内の40市区にわたりまして、2008年度の交付金をもらい過ぎていたというものです。
この交付金は、国民健康保険の交付金のうち、2008年度に初めて設けられた、65歳から74歳までの「前期高齢者交付金」を東京都内の40市区で、合計393億円もらい過ぎていていたというのです。
この交付金は、2年後に精算することになっていますから、過大受領分は今年の5月に受け取った、2010年度交付金から差し引かれているわけです。
多くの自治体では、過大受領分を全額積み立てているわけではないため、その残額はほとんどありません。
そこで、23区では今年度、医療費の上昇分も加えて今世紀に入ってから最大となる、平均7.16%の値上げを決めました。
多摩地区では、西東京市や東大和市も値上げを決めました。
さて、町田市は、多摩26市の中では、八王子市に次いで過大に交付されたわけです。その額は、なんと17億4千万円という新聞報道であります。それに関しまして、同じ新聞報道によると、町田市の担当者は、「09年度の過大交付額はさらに大きくなる見込み。精算する11年度はもっと大変だ」と心配している、とのことです。
そこで伺います。
(1)都内の40市区で、国民健康保険の交付金を2008年度に過大受領されていたことで、町田市の場合の現状を問う。
項目番号2につきましては、町田市をそのホームページを使うことで、全世界に広く告知させようというものです。
と申しますのも、町田市は先日行われました、農業視察研修会でも伺いましたが、素晴らしい谷戸の自然に恵まれている自治体です。
そのような風景を写真に撮りまして、それを広く町田市のホームページで公開することで、その写真に触発されて、町田市へ来る方を尚いっそう増やしてはどうか、というものです。
それに関しましては、御手元の資料?にある通り、千葉県の南房総市がすでに実施しているのでございます。
そこで伺います。
(1) 千葉県南房総市のホームページでは、フォトバンクを設置することで、市内で撮影した写真を共有するシステムが構築されているが、それを町田市も導入してはどうか。
項目番号3につきましては、本格的な高齢社会を迎えた町田市では、これから確実に増えるお年寄りにも、安心して住んでいただきたいとの思いから取り上げるのです。
特に、お一人で暮らしているお年寄りにとっては、万が一ということを常に考えている方を少なからずお見受けするのです。
すでに町田市では、「ふれあい収集」を行っているところですが、そこで伺います。
(1)市内在住の独居老人で、不安を覚えながら生活している方に、当市はどのような対応を取っているのか。
項目番号4につきましては、私は妻と一緒に映画を見るのをこよなく好むものでありますが、その際、町田市立図書館のDVDやヴィデオテープを借りて自宅で見るのを無上の喜びとするのであります。
なぜならば、無料で借りられるからなのであります。ですから、借りてきたDVDが多少はつまらなくても我慢できます。無料だからです。
ただ、問題とするDVDがまったくないのかといえば、疑問を感じたものですから、お尋ねいたします。
(1)町田市立図書館が保有しているDVD等に、教育的見地から好ましからぬと思われるものが複数あるように思われるが、市立図書館のDVD等の購入基準はどのようなものなのか。
項目番号5に関しましては、先日本会議場で行われました、市長による施政方針に関してであります。
日本は広いもので、施政方針において他市のものを丸写しにして読む市長がいたと聞いておりますが、石阪市長の施政方針を聞いておりまして、私はこの施政方針もどこかの市長が丸写しにするのではないのかと危惧を抱いた次第であります。
そこで伺います。
(1)「平成22年度施政方針」にある、「さらなる改革」、あるいは、「そのモデルとなる都市」の具体像を問う。
以上をもちまして、壇上よりの質問とさせていただきます。