2001年度 立教大学学業奨励奨学金願書「学業計画」
制度上、履修した科目で合格点を取れば、経済学部を卒業できることにはなる。しかし、まだまだ、勉強したいことがあり、出来うるならば大学院への進学も視野に入れている。幸いにも立教大学大学院では来年度から「21世紀社会デザイン研究科」が開設されると聞いている。
ここ数年痛感しているのが、NPOやNGOに代表される、営利を目的とせず、政府とも一線を画す組織の重要さである。今までの日本は、行政の不満を政府に解消してもらうことが政治と考えていたきらいがある。しかし、これからの日本は少子高齢化社会へと移行し、高度経済成長期のように、増える税収の分配を政治家にたかるという構図は、もはや描き得ない。そこで、相対的に政府の権限は縮小され、おのずと前記のNPOやNGOの存在がクローズアップされてくることになるであろう。
それを研究するコミュニティデザイン学と併せて危機管理学も「21世紀社会デザイン研究科」で学ぶことを希望しています。