【青桐集】
ほめらるる夢から覚めて春の昼
本読みて乗り過ごしけり初電車
犬抱きて焚火の輪から去りかねる
春浅し手品の稽古いつまでも
残る雪歌の続きを思ひ出す
【都市集】
初相場途中で拾ふ五圓玉
いつもより大きく背伸び年始酒
木の芽雨おかげさまにてひと眠り
春燈に爪切る人の影の濃く
欄干に落とし物かけ春の昼
春の燭逢瀬の靴を磨きけり
【青桐集】
ほめらるる夢から覚めて春の昼
本読みて乗り過ごしけり初電車
犬抱きて焚火の輪から去りかねる
春浅し手品の稽古いつまでも
残る雪歌の続きを思ひ出す
【都市集】
初相場途中で拾ふ五圓玉
いつもより大きく背伸び年始酒
木の芽雨おかげさまにてひと眠り
春燈に爪切る人の影の濃く
欄干に落とし物かけ春の昼
春の燭逢瀬の靴を磨きけり
町田市議会議員 会派「自由民主党」/(一社)落語協会 真打