・『町田市の新型コロナ感染症』
・『町田市初の文学賞』
・ 『“夢”かなうまちの実現に向けて』
『町田市の新型コロナ感染症』
三遊亭らん丈
1、ワクチン接種
PC、スマホ等をお持ちでインターネット環境にある方は、毎日とは言いませんが、町田市民であれば市の公式ウェブサイトのトップページにある、新型コロナワクチン関連サイトをチェックされることを強くお勧めいたします。町田市公式ウェブサイトのURLは、こちらです⇒https://www.city.machida.tokyo.jp/
その理由は、新型コロナ関連状況が、日々更新されるからです。
ここに引用したのは、町田市の9月3日現在の新型コロナウイルスワクチンの接種状況です。
ごらんのとおり9月3日現在、町田市では65歳以上の高齢者はすでに、85.0%の方々が2回目の接種を終えていることがわかります。これは日々更新されるので、最新の情報を知るためには、当然ながらチェックが欠かせないのです。
町田市では12歳以上の方々へのワクチン接種予約を、8月27日より受け付けておりますので、若年の接種率は現状ではきわめて低くなっておりますが、追い追い上がっていくことでしょう。その情報もこのサイトに載せられるので、チェックされることをお勧めしているのです。
ただ、いずれも町田市による接種状況ですので、これに職域接種や学校による接種、自衛隊大規模接種センターを利用して接種を受けた方の分は含まれていないため、実際はより多くの市民が接種を受けたものと考えられます。
ちなみに、9月3日の全国の総接種者数、1回目を終えた接種者は6472万4839人で51.1%、2回目を終えた接種者数は5168万4745人で40.8%。高齢者に限れば、2回目を終えた接種者数は3119万4645人で87.2%です。
2、町田市の集団および個別接種会場
町田市では、ワクチンの供給状況に合わせて、接種会場を調整しています。9月6日以降の集団接種会場は、生涯学習センター、サン町田旭体育館、町田市立総合体育館(サブアリーナ)の3か所で実施しています。
個別接種会場も順次拡張しておりまして、現在は市内の約130か所の病院・診療所で接種を受けることができます。最新の「個別接種会場一覧」は、ウェブサイトにてご確認ください。
3、町田市内の感染者数の推移
感染者数は、都内医療機関から症例が報告された数字です。東京都が公表している感染者数との相違については、東京都は住民票で各市の感染者数を計上し、町田市は居住実態で感染者数を計上していること等によるものです。
上記のグラフにあるとおり、町田市でも感染者が7月に入る頃から急激に増えているのがわかります。
次に、感染者の経過をみると、下記のとおりです。
自宅療養者が、かなりいらっしゃるのがわかります。ここで、注意していただきたいのは、町田市の場合、自宅療養者とは多くの場合、軽症のため自宅で療養しているのであって、病院への入院を希望しているのにもかかわらず、自宅で療養を余儀なくされている患者さんはごくわずかだということです。
年代別感染者数をみると、圧倒的に若者に感染者が多いことがわかります。
皆様、くれぐれもお気をつけて。ワクチンを接種できる方は、一刻も早く接種された方がよろしいかと思います。
『町田市初の文学賞』
三遊亭らん丈
町田市は、「ショートショート」を通して、青少年に文学と触れあうきっかけを提供し、未来の町田発の作家を育てることを企図し、「ことばらんどショートショートコンクール 2021」を、今年はじめて実施いたしました(応募期間2021年7月1日から9月20日)。
これは、映画作家の大林宜彦監督らを審査員に開催していた「町田市創作童話コンクール」を、発展的に引き継いだ事業であり、現代ショートショートの旗手とされる田丸雅智さんを審査員長に迎え、町田市出身のラッパーKEN THE 390さんらを審査員にして始まった文学コンクールです。
じつは、らん丈は、市議会にはじめて議席をいただいた2006年の9月議会において、町田市に文学賞をつくるべきとの趣旨から、『町田市が文学賞を創設してはどうか』という表題で本会議での一般質問にて採り上げております。⇒https://www.ranjo.jp/giin/interpellation/394
それ以後も本会議にて2013年、2018年、そして今年と4回にわたって、町田市のシティプロモーションに資する、町田市独自の文学賞を創設してはどうか、という一般質問をおこないました。このように、町田市に文学賞を創設しては、という一般質問を定期的に採り上げている議員は、わたしの知る限りほかにはいらっしゃいません。
ここで、シティプロモーションの説明をさせていただきますと、お隣の相模原市ではこのように記しています。「都市としてのイメージや知名度を高めることにより、人や企業に「住んでみたい」、「ビジネスをしたい」と思われ、ひいては都市の活性化が図られることを目指し、相模原市が持つ様々な魅力(観光資源、文化、都市基盤等)を市内外に、効果的・戦略的に発信しようとするための方策です」。
ただ、考えようによっては、このコンクールは、らん丈が提案していた文学賞に限りなく近づいたものということもできます。今後も、希望を失わずに粘り強く提言していくつもりです。
『“夢”かなうまちの実現に向けて』
三遊亭らん丈
2016年に策定された「町田市中心市街地まちづくり計画」では、町田市の中心市街地を“夢”かなうまち、として規定し、それを推進させるため10のプロジェクトを用意しました。その一つが、横浜線以南、小田急線以西、境川に接した森野1丁目の地域で、「水と緑の新たな都市空間づくりプロジェクト」とされています。
この都市空間は、駅の近くでありながら、自然豊かな空間であり、ここを町田市は、既存団地の再生を契機として計画的な土地利用を進め、水と緑の新たな都市空間づくりを行うと、提案しています。
らん丈は、2021年9月の町田市議会本会議において、一般質問で採り上げ、1、森野住宅を管理する東京都住宅供給公社には、2021年8月に発足した「森野住宅周辺地区まちづくり勉強会」に積極的に出席し、地域の声をきいて、それを団地の計画にフィードバックすること、2、境川沿いに親水公園をつくり、地域憩いの場として活用することを、進言いたしました。
それに対して、町田市は東京都など関係団体との協議を進めると約束し、また、西友がある地区の地権者の方々の話し合いに積極的に関わることで、例えば、森野住宅周辺地区につながる歩行デッキの構築の可能性についても検討するとの答弁をいただきました。
おなじ“夢”かなうまちのうち、「原町田大通り 憩いと賑わい空間を創造するプロジェクト」に関しても、らん丈は一般質問において度々採り上げて、来街者が中心市街地でゆっくりと楽しい時間を過ごすために、原町田中央通り無電柱化事業の推進にも積極的に取り組んでまいりました。こんにちのまちづくりでは必須であり、国土交通省が推進する「居心地が良く歩きたくなるまちなか」の形成を目指し、ウォーカブル都市町田を目指してまいります。