・ 『令和2年度(2020年度)町田市予算の概要』
・ 『東京2020オリンピック聖火リレーが町田にやってきます!』
・ 『町田市の公共施設の再編について』
・ 『新型コロナウイルスへの対応-町田市議会』
・ 『町田市公共施設の利用について』
『令和2年度(2020年度)町田市予算の概要』
令和2(2020)年度町田市当初予算が、市長より提出されました。
ここに、その概要を摘記いたします。
1 予算概要
(1)基本的な考え方
1、2020年度は、町田市基本計画「まちだ未来づくりプラン」の9年目にあたり、またその実行計画である「町田市5ヵ年計画17-21」の4年目となり、集大成の時期を迎えています。
2、「東京2020オリンピック・パラリンピック」を、まちの魅力を発信する絶好の機会と捉え、シティセールス・シティプロモーションのための取り組みを展開します。
3、「まちだ〇ごと大作戦18-20」の最終年度であることから、これによって生まれた地域の盛り上げりと多くのつながりを、継続させるための取り組みを推進します。
4、多摩都市モノレールの延伸によって町田駅前やその沿線及び道路空間など大きく様変わりすることから、その将来像を共有し、快適かつ魅力的なまちづくりを推進します。
(2)予算規模
一般会計と特別会計とを合わせた総予算額は、2,876億9,931万円で、対前年比較で158億3,762万円(5.8%)の増加となりました。
そのうち、一般会計予算額は1,661億389万円で、対前年度比較で4.0%の増加です。
重点項目として、循環型施設整備事業が54億5千万円、野津田公園スポーツの森整備事業が30億5千万円、小・中学校体育館空調設備設置事業が11億8千万円をそれぞれ計上されています。
引き続き、熱回収施設等の整備事業、陸上競技場観客席の増設工事、鶴川駅周辺のまちづくりを推進します。
2 一般会計予算
(1)歳入
国庫支出金では、循環型施設整備事業費の増に伴う循環型社会形成推進交付金の23億7千万円の増額や、幼児教育・保育無償化の制度改正に伴う子どものための教育・保育給付費の6億9千万円の増額など、17億5千万円の増額を見込んでいます。
(2)歳出
【総務費】
会計年度任用職員人件費の増(月額報酬払い分)に伴って、25億5千万円増額されます。
【土木費】
野津田公園スポーツの森整備事業費の増額30億5千万円。
【教育費】
小・中学校体育館空調設備設置事業費の増額11億8千万円。
学校給食公会計事業費の増額11億1千万円
〔小・中学校タブレット端末活用事業〕
〈事業の背景・目的〉
国の2019年度補正予算において、「GIGAスクール構想の実現」に向けた、校内通信ネットワークの整備と義務教育段階の児童・生徒1人1台端末を一体的に整備するための経費が盛り込まれました。町田市では、国の補正予算を活用し、令和の時代における学校の「スタンダード」として、1人1台端末環境の整備を進め、子どもたち1人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境の実現に取り組みます。
〈事業の内容〉
1、「GIGAスクール構想の実現」に向けた通信ネットワーク整備事業
児童・生徒1人1台端末を前提とした高速大容量の通信ネットワーク(Wi-Fi)及び電源キャビネットを、全小・中学校に整備します。
2、「GIGAスクール構想の実現」に向けた児童・生徒1人1台端末整備事業
全ての児童・生徒が、1人1台使用できる端末の整備(約29,500台)を行います。2020年度は、そのうちの主に小5から中1までの約7,300台の整備を行い、2023年度末までに配備を完了します。
3 市民一人あたりでみた予算額(一般会計)
町田市民一人あたりでみた予算額の総額は、38万7,350円です。
歳入予算額(単位:円)
目的別歳出予算額(単位:円)
『東京2020オリンピック聖火リレーが町田にやってきます!』
新型コロナウイルスの影響で予断を許しませんが、今年の7月から8月にかけて、東京ではオリンピック・パラリンピックが開催される予定です。
前回の東京五輪は、1964年(昭和39年)でしたから、56年ぶりの東京オリンピック・パラリンピックということになります。その際、聖火リレーは町田市を通ることはなかったそうですが、今回は、東京都では最も長い距離、約5.8キロメートルにわたって聖火がリレーされます。
東京都初日の7月10日(金)に、4月にオープンする町田薬師池公園四季彩の杜西園ウェルカムゲートを出発し、鎌倉街道、町田駅前通り、原町田大通りを経由して、町田シバヒロに向かうというコースです。
その町田シバヒロでは、「聖火到着式」が開催される予定ですので、是非、お越しください。
『町田市の公共施設の再編について』
町田市とおなじ多摩地区のある市長は、市税収入が増えず、市の貯金にあたる財政調整基金も底をつきつつあるため、このままでは2021年度予算が編成できなくなるとして、「財政非常事態」を宣言いたしました。⇒https://www.city.hino.lg.jp/shisei/gyozaisei/zaisei/1013565.html
そこで、その市では2021~2025年度の5年間を財政再建期間とし、各年度ごとの具体的な対策を盛り込んだ財政再建計画を2020年度末までにまとめるということです。
町田市の財政状況は、その市ほど逼迫しているわけではありませんが、他山の石として、大いに参考にしなければいけないものと認識しています。
たとえば、町田市ではいよいよ人口が減少することを踏まえて、公共施設を今後、どのように活用していくべきなのか、町田市公共施設再編計画策定検討委員会を開催して様々な面から協議しています。⇒https://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/gyousei/keiei/kokyoshisetsumanagement/saihen/kentouiinkai/2018kokyoshise.html
『新型コロナウイルスへの対応-町田市議会』
町田市議会は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための臨時休校が町田市立小中学校で3月2日より始まったことを踏まえ、また、町田市行政が感染拡大に向けて、各々の業務に専念できるように配慮し、議会日程を大幅に変更いたしました。
その一例として、各定例会で5日間にわたって実施している一般質問を今回は見合わせることといたしました。
時節柄、何卒、ご理解の程を、宜しくお願い申し上げます。
『町田市公共施設の利用について』
新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、今後、町田市の公共施設の利用状況に変化が生じるかもしれません。
その際は、予定していた行事が開催できなくなる可能性もありますので、予めご理解を賜りますように、お願いいたします。