町田市議会議員 会派「自由民主党」/(一社)落語協会 真打 三遊亭らん丈【公式ウェブサイト】

三遊亭 らん丈

平成19年第2回町田市議会 定例会「一般質問」一般質問

2007.06.14(木)

「2007年 第2回定例会」一般質問  三遊亭らん丈

 町田市民の意思を代表する町田市議会の一員として、また政策集団「まちだ新世紀」の一員といたしまして、声なき声に耳を澄ませつつ、公共の福祉を増大させたいとの思いで、暫しのお時間を頂戴し、通告に基づきまして、一般質問をさせていただきます。

 今回は、次の5点にわたって一般質問をさせていただきます。
1、小田急線町田駅第1踏切に関して、その交通渋滞緩和策について
2、町田市職員の給与について
3、「思い出ベンチ」の創設について
4、「宙に浮いた」年金記録について
5、身近な生涯学習機関、情報の発信地である図書館の充実について

まず、小田急線町田駅の(通称)第1踏切に関しての質問です。
1)町田市は、(通称)小田急線町田駅第1踏切に関して、「開かずの踏切」という認識はお持ちなのか。
2)小田急線町田駅第1踏切に関して、町田市民はどのような対応を、町田市に望んでいるのか。
3)2007年3月13日から16日まで、国土交通省は京王線千歳烏山駅近くの踏切において、「開かずの踏切」を解消することに資するとされる実験を行ったが、町田市は同実験をどのように把握しているのか。
4)小田急線町田駅第1踏切に関して、町田市は今後どのように関わっていくことが市民に資するものとお考えか。

2、町田市職員の給与について
1)町田市職員の給与を決定する根拠となる法令及び条例があるとすると、それはなにか。
2)町田市職員の給与は、国内の類似団体と比較して、どのような位置にあるのか。
3)町田市のラスパイレス指数は、101.9(平成16年度)であるが、全国市平均はどれほどなのか。
4) 財務省が考えるラスパイレス指数と総務省が考えるラスパイレス指数とは、少なからず懸隔が生じている模様だが、町田市が考えるラスパイレス指数は、どちらの省の考えに依拠しており、その根拠はなにか。

3、「思い出ベンチ」の創設について
1) 東京都は平成15年度から「思い出ベンチ」を創設し、4年間で都立公園・霊園・動物園あわせて532基の寄附をいただいた実績がある。
 今年度も、その募集を行う。
 ついては、町田市も同様の事業を創設してはいかがか。

4、「宙に浮いた」年金記録について
1) 「宙に浮いた」年金記録について、その納付実績を記した名簿をすでに破棄した公共団体が、約280にも上るとのことだが、町田市の現状はどうか。

5、身近な生涯学習機関、情報の発信地である図書館の充実について
 私は最近、柳田邦男さんが著した『人の痛みを感じる国家』という本を読みました。
 それによると、「筑豊じん肺訴訟」や「水俣病関西訴訟」などの裁判で、被害者の苦しみに心を痛めることなく「行政の正当性を主張」する「官僚とは一体何者なのか」と問うています。官僚の体質を変えるには一人ひとりに「意識の転換を求める」だけではなく、行政も組織として国民の立場に立った倫理を確立する必要があると柳田邦男さんは訴えていました。
 さて、このようなことを申し上げることができるのもひとえに、該当の本を読んだからであります。
 つまり、本は人類にとって掛け替えのないものであることはあまりに自明であって改めて申し上げるまでもございません。
 また、市長は先頃発表しました中期経営計画においても、重点施策4−3で、「スポーツや文化・芸術に触れる機会を提供する」と謳っていらっしゃいます。
 きわめて至当な、賢明なるお考えと認識するものでありますが、そこで伺います。
1)市民からは、町田市立図書館に関して、どのような要望があるのか。

 以上壇上より、一般質問をさせていただきました。
 理事の皆様に置かれましては、どうぞ、公共の福祉を最重視した御答弁となりますように、切にお願い申し上げまして、降壇させていただきます。