町田市議会議員 会派「自由民主党」/(一社)落語協会 真打 三遊亭らん丈【公式ウェブサイト】

三遊亭 らん丈

平成25年第1回町田市議会 定例会「一般質問」一般質問

2013.03.05(火)

2013年 第1回定例会 3月4日 町田市議会本会議における一般質問において壇上よりおこなった部分 三遊亭らん丈

 おはようございます。今日から5日間にわたる今年最初の一般質問の開口一番ということで、わたくし前座をつとめさせていただきます三遊亭らん丈です。どうぞ、よろしくお願いいたし
ます。

 なお、議長のお許しを頂きまして、資料をご配布させていただきましたので、そちらもお目通しいただければ幸いでございます。

 それでは、通告に従いまして、5項目にわたりまして一般質問を行わせていただきます。

1. 外国人観光客の市内誘致について
2. 指定管理者の指定管理経費について
3. 微小粒子状物質PM2.5 への対応について
4. 寄附によって市政に参加できることを制度化してはどうか
5. 当市ホームページの更なる利便性向上を目指して

 まず、項目番号1について、であります。
 最近の円安傾向もあり、海外からの観光客が増加していると伺っております。
 また、市長も平成25年度施政方針において「都市間競争を勝ち抜くためには「訪れたい」と思えるような都市の魅力を他の都市以上に高めていくことが必要です」と言及しています。特に商業都市という一面もある町田市にとっては、来街者の増加は欠かすことのできない施策と考えられます。

 来街者という意味ではそこには、国内各地からの来街者は当然のこととして、くわえて海外から町田を訪れる方も範疇に入ります。その際、日本を訪れる外国の少なくない方々が、訪日前に有力な情報源としてjapan-guide.comのホームページを参照するとの報道がありました。なお、japan-guide.comのトップページは、ご配布させていただいた資料?にあるとおりです。
 そこで伺います。
(1)外国の方が来日する際、japan-guide.comのホームページを参照するとのことであるが、それへの対応を望む。

 次に項目番号2.であります。指定管理者の指定管理経費についてですが、これは、昨年の12月25日付の「2012年度財政援助団体等監査の結果について」をもとにした質問であります。

 そこでは、「指定管理者から提出された事業報告書及びその関係書類を確認したところ、収支内訳表の旅費交通費には、正規職員等が他自治体のスポーツ施設へレッスン講師や行事の応援等に行く場合の電車賃(114,760円/延べ219日)が含まれていたが、このことによる人件費の負担も町田市であるとのことであった。また、役務費には、他自治体の指定管理経費であるはがき代4,500円が含まれていた。」との指摘があり、それを受けて監査から「指定管理者は、業務基準書にのっとり業務を履行するとともに、適正な指定管理経費として市が負担すべきものと、指定管理者が利益のうちから会社経費として賄うものとを区別し、収支内訳表には、指定管理経費として市が負担すべきもののみを計上されたい。また、誤りについては修正されたい」と指摘されていることを踏まえての質問です。

(1)指定管理経費は、当然のことながら適正に運用されなければならないが、その適正化の向上について、先に触れた案件に関しまして、当市はどのようにお考えなのかをお答えください。

 次は、項目番号3微小粒子状物質PM2.5 への対応についてです。この件に関しましては、最近、様々な動きがあるようですが、北京をはじめ中国各地において深刻な大気汚染が観測されておりまして、日本への影響が懸念されているところです。

 すでに皆様方も報道により御存じのことと思われますが、念のため、このPM2.5とは、直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質のことでありまして、大気中の濃度が上がると、呼吸器や循環器に持病のある方は息苦しくなったり、血圧が上がることがあるそうです。また、濃度の高い場所で長期間生活すると、健康な方でもぜんそくや肺がんのリスクが高まるとの研究結果もあるそうです。日本では2009年に、大気中の濃度を1年平均で1立方メートル当たり15マイクログラム以下、かつ1日平均で同35マイクログラム以下に維持するのが望ましいとの環境基準が設定されています。

 当然のことながら、関係当事国である中華人民共和国政府も手をこまぬいているわけではなく、目標とする環境基準を設定しましたが、その達成時期は2030年ですから、まだあと17年あるわけです。

 この件で、日本の環境省は2月27日に、注意を必要とする暫定的な指針値を「1日平均で1立方メートル当たり70マイクログラム」と定めました。

 このPM2.5が、偏西風に乗って黄砂とともに日本に本格的に飛来する時期を迎えておりまして当市においては、(1) 観測体制について、(2)町田市民への影響について、をお尋ねいたします。

 次は、項目番号4の寄附によって市政に参加できることを制度化してはどうかであります。
 寄附に関しましては、ふるさと納税について私は平成20年6月定例会でも質問をさせていただきましたが、今回のメインは、寄附によって市政に積極的に参加できるようにしてはどうか、という観点からの質問です。

 つまり、町田市にご寄附をいただく場合、寄附金の用途は指定せずに一般的にお使いくださいという寄附もあれば、特定の目的に絞って寄附をしたいという方もいらっしゃるわけですね。その際、市政情報を積極的に開示してどの施策に寄附金を充当するのかを明らかにしている自治体があることを前提に、積極的に市政に参加できる制度を整備してはどうかという質問でございます。

 最後は、前回の一般質問でも、当市HPの更なる充実に向けてという項目で質問をさせていただきましたが、それに関連して、今回も当市ホームページに関する質問をさせていただきます。

 私は毎日のように、町田市のHPを見ているのですが、そんな私でも最近まで緊急情報の欄があるのに気づかなかったのです。緊急情報なのですから、これは是非とも目を引くようにしなければならないと思うのですが、当市のHPにおける緊急情報はわかりにくいのです。そこで、鹿児島市ホームページの緊急情報等を取り入れて、町田市ホームページの更なる利便性向上を望む。という質問をさせていただきます。

 以上、壇上からの質問とさせていただきます。