2014年 第3回定例会9月5日 町田市議会本会議における一般質問において壇上よりおこなった部分 三遊亭らん丈
こんにちは。
暑い夏が過ぎ去り、いつの間にやら、朝晩はめっきり涼しくなりました。実りの秋でございます。それにふさわしい質問となりますように念じまして、「自由民主党」会派では、本日3番手として、通告に基づきまして、町田市の一般事務について、問い質したいと存じますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。議長のお許しを頂きまして資料をご配布させていただきましたので、後刻お目通しをいただければ幸いでございます。
今回は、次の4項目について質問をさせていただきます。
1、中心市街地への来街者増加に向けて
2、地名案内標識の整備−その2
3、町田市におけるソーシャル・マーケティングの実例
4、新たな図書館像をもとめて−その2
まず、項目番号1について、であります。
これは近年、町田市の中心市街地である原町田への来街者に陰りがみえているという実感から質問をさせていただくのです。
町田は東京でも有数の商都であり、それを今まで大事に育んできた歴史があります。その甲斐があり、年間商品販売額が平成19年商業統計調査によれば、都内956地区中第7位ときわめて高位となっています。
その中心市街地への来街者のおよそ6割は、市外から訪れているという特徴がございます。
町田市は、「未来づくりプロジェクト」では、その2として『町田駅周辺の魅力を向上させるプロジェクト』を打ち出し、その戦略2では、「新たな賑わいの創出」をうたっております。
そこで質問をさせていただきます。
(1)近年来街者が減少している中心市街地に、来街者を増加させるための方途として、どのような施策があるのか。
続いて、項目番号2です。「地名案内標識の整備−その2」と題しまして、これは、2010年第1回定例会に続いての質問でございます。その際、市役所のお隣にある、町田市民ホールの標識がローマ字表記でMACHIDA SHIMIN HORUとなっていたのです。HORUとは、HORUですよ。町田市民はいったい何を掘るんだ、というのです。よく読むとホールと読ませたかったのですね。
そこで、配布させていただきました資料をごらんください。それもあって、今はちゃんとMachida City Hallとなっています。写真のとおりです。ところが、その下の写真にあるとおり、今我々がいるこの町田市役所もMachida City Hallなんですよ。これは、一体何ごとだというので、この件に関しまして再度、質問をさせていただきます。
(1)国土交通省は、外国人旅行者も含めた道路利用者に分かりやすい道路標識とすることなどを内容とする、「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令」を、平成26年3月25日に公布し、4月1日から施行したのを、町田市ではどのように受けたのか。
つづきまして、項目番号3「町田市におけるソーシャル・マーケティングの実例」です。
昭和30年ですから、今から半世紀以上前に、日本生産性本部のアメリカ視察団がその視察から帰国して、そのリーダーをつとめた、ときの経団連の石坂泰三会長が「アメリカにはマーケティングがある。わが国もこれからはマーケティングを重視すべきである」という報告をしてから、59年経ったわけです。
その際の、マーケティングはマネジリアル・マーケティングつまり、企業におけるマーケィングでしたが、1960年代の終わり頃から、企業以外の組織が巨大化して、非営利団体によるソーシャル・マーケティングが重要視されています。
そこで、伺います。(1)行政機関が活動する上で、マーケティング手法を導入するときに用いられるソーシャル・マーケティングを、町田市ではどのように活用しているのか。
しんがりは、項目番号4「新たな図書館像をもとめて−その2」です。
さる8月25日に発表された、全国学力調査では、全国の国公私立小中学校の小学6年生と中学3年生約220万人に学習状況や基本的生活習慣を尋ねたところ、「読書が好き」と答えた児童・生徒は、小中学校とも全教科で正答率が高かったのです。そこで、一人でもおおくの児童・生徒に読書をより一層好きになっていただきたいと思いまして、次の質問をさせていただきます。
(1)読書通帳をつくるなどして、図書館利用者の利便性を向上させてはどうか。
以上、壇上からの質問をさせていただきましたので、秋にふさわしい実りあるご答弁をどうぞよろしくお願いいたします。