平成29年第3回町田市議会 定例会「一般質問」
2017年第3回定例会9月1日 町田市議会本会議における一般質問において壇上よりおこなった部分 三遊亭らん丈
こんにちは。本日、4人目の自由民主党会派所属の議員として、質問をおこないます。
ここ町田を舞台とした小説や漫画は、あまたございます。三浦しをんさんの『まほろ駅前多田便利軒』は、いうまでもなく、そのほかにも、私が個人的に好きなのは、鈴木マサカズさんの『町田ほろ酔いめし浪漫 人生の味』という漫画です。これは、全編町田が舞台で、町田に暮らしている40代のおっさん二人が、居酒屋で飲んでいるだけの漫画なんですが、しみじみと町田がいかにいい町であるかを語っているのです。
そんななか、町田を舞台にした小説でいま最も売れているのが、誉田哲也さんの『ケモノの城』というものです。
そのPOPでは、「誰にも勧められない!あまりにもグロテスク」と書いてあるものですから、私は読んでいないのですが、その本の売り上げは、すでに22万部を突破しているそうです。
このような小説や漫画をゆっくりと読んでいれば、自殺をしたいなどとは思わないのでしょうが、日本では自ら命を絶つ方が決して少なくないのです。
一時は年間3万人を超えていることが話題となっていましたが、2012年から2万人台で推移し、昨年は、議長の御許しをいただいて、タブレットにご配布させていただいた資料にあるとおり、21,897人の方々が、自死によってお亡くなりになっています。これは、交通事故で亡くなられる方の約5倍に相当します。
ちなみに、9月10日は、世界自殺予防デーです。
これらを踏まえて、今回は次の4項目にわたって一般質問をいたします。
1、自殺対策について
2、国際版画美術館における有効活用について
3、町田市立図書館の在り方を問う
4、市民の寄付を募り観光案内の看板を設置してはどうか