楽屋から柳好さんにいろいろ お話を伺いました 。
世話人の山口さん。
らん丈はさる11月29日(金)、回を重ねて28回という町田で最も歴史のある『明和寄席』に出演させていただきました。この会は、春風亭鯉昇師と春風亭柳好さ んが中心となっている会ですが、今回はらん丈が町田在住ということで、お呼ばれをいただきました。
会場は、つい先ごろ開通した、東急百貨店脇の道路を町田街道に向かって左側にあるコメット会館というところです。町田駅から徒歩6分という、交通の便に大変恵まれた場所にあります。ここは、精神障碍者通所授産施設、つまり、精神障碍の方々の働く場として、東京都からAランクの認定を受けている施設です。
世話人の方からのお話も伺うことができましたから、まずはごらん下さい。
当日は、会場が和室ということもあって、アットホームな雰囲気に満ち溢れ、演者としても、大変にやりやすい高座でした。またそれは、「明和寄席」が28回も続いているので、お客様が落語慣れしていることも、大きな原因だったと思われます。落語という芸は、演者の力量はもちろんですが、会場のお客様に大きく影響される芸です。ですから、お客様がよければ、相乗効果でどんどん落語も面白くなるのですが、その逆の場合は、これは悲惨というか、お客様と演者の双方にとって、地獄の苦しみとなるのです。 その意味では、この日は落語家にとって、まさに極楽のような高座だったのでした。